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2008年07月15日

シルミド/SILMIDO

 映画のテーマは知っていたのですが韓国映画としてはあまりにもメジャーなので見ないで取っておきました(笑)。でも、北朝鮮問題が国際社会で再燃し急に見る気になりました。韓国映画「シルミド/SILMIDO」(2003年。カン・ウソク監督)をレンタルで。「シルミド」は漢字で表すと「実尾島」となります。島の名前です。

 1968年、北朝鮮特殊工作部隊による韓国大統領府襲撃未遂事件が発生。韓国政府はその報復として、仁川沖のシルミド(実尾島)に死刑囚ら31人の男達を集め、金日成暗殺という極秘課題を与えます。過酷な訓練に耐え抜き優秀な工作員に仕立て上げられた彼らへ3年後、実行指令がいよいよ下されます。しかし決行目前になって、政府の対北政策は大きく転換、部隊へは急遽、指令の撤回が言い渡されます。もはや不要となった特殊部隊の運命は?。韓国で封印されてきた史実に基づく衝撃の問題作です。

 激しい戦闘シーンを見たのは「プライベート・ライアン」( 1月6日付「やすとログ」( http://www.max.hi-ho.ne.jp/yoshidayasuto/200801.html )参照)以来です。人が亡くなっていく数的規模は「プライベート・ライアン」のほうが遥かに大きい。しかし一方で、その亡くなりかた、死にざまは、上手く表現できませんが、「シルミド」は人間臭さが出ていて非常にアジア的です。

 韓国映画としては珍しいほうだと思うのですが、事実を過度に脚色しない、人間の性を美化していないことで逆に従来の韓国映画の枠を超えた世界へ向けても誇れる映画になっているのではないでしょうか?。歴史に残る真実を描いた「シルミド/SILMIDO」はまさに韓国映画史上に残る最高傑作の一つに数えられると思います。


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