往復420円の地下鉄代

吉田 康人

2008年05月24日 20:07

 昨日は、午前中に本社(京都市下京区)で面接を3件行った後、JR京都駅へ移動。これまでは、本社最寄りの京都市営地下鉄・五条駅から同京都駅まで地下鉄を利用していました。しかし、往復420円の地下鉄代が惜しいと前々から思っていて、いよいよ昨日より本社から京都駅までは徒歩で移動することにしました。15分程度はかかるかな?。

 民間事業者はこのように涙ぐましい(T_T)努力をしてコストカットを続けています。小泉改革の後、我が国経済が少し持ち直した時期がありましたが、あれは「経済無策の政治」のお陰ではほとんどなく、民間企業の経営努力によるところが大であるとの説が有力です。

 民間感覚では、地下鉄代を浮かせることで株主や経営者、従業員は直接的、間接的に「もうかり」ます。「いや、(歩きに掛かる)時間的コストがある」との考えかたもありますが、いずれにしても、「もうけ」に直結します。各家庭の家計にも同じようなところがあって、夕飯のおかずを牛肉から豚肉へ変えれば食後にシュークリームが1個ずつ食べられます(笑)。

 役所感覚では一方、そういう努力を積み重ねてコストカットをしても公務員は「もうからない」。でも、公務員はもうからなくても、そのぶん減税してもらったりほかの事業に使ってもらえば国民、住民は「もうかります」。公務員のみなさんがそういう感覚で仕事をして下さるのなら公務員のほうが民間よりお給料が少しばかり良くても「納得」というのが、おおかたの市民感覚ではないでしょうか?。

 結果として、公務員も「もうかります」(笑)。

 烏丸通り(写真。遠くに見えるのが京都タワー)をトボトボ歩きながらそんなことと、ああ、それから、「メタボ対策でもあるしな」ということを考えていました(笑)。