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2008年08月14日

「フォーガットン」

 先月下旬だったと記憶していますが、ジョディー・フォスターの「フライトプラン」を彷彿とさせる宣伝文句に誘われ米国映画「フォーガットン」(2004年。ジョセフ・ルーベン監督)を見ました。

11人が死亡した飛行機事故で9歳になる一人息子サムを亡くした母親テリー(ジュリアン・ムーア)。テリーは14ヵ月経った今でも立ち直れずサムの思い出に浸るだけの毎日を送っていました。テリーはある日、夫と息子と一緒に3人で撮った記念写真からサムだけが消えているのを見つけます。

 異変はさらに続きます。大切なアルバムからも、そして、ビデオテープからもサムが消えてしまっているのです。動揺するテリーへ、夫も精神科医も「息子など最初から存在しなかった」と告げます。サムの存在を証明しようとするテリーの戦いが始まります。

 映画は意外や意外、一緒に見ていた妻と顔を見合わせてキョトンとするような展開へ(笑)。昔からの謎、「神隠し」の「本当は実はこうなんだ」とでも言われたような衝撃(一部には「笑撃」と評価する人もいます(笑))の結末そのものよりも、こういう結末を考えた脚本家へ敬意を表したいと思います。


Posted by 吉田 康人 at 21:52│Comments(0)
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