オオサカジン

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2009年01月04日

「THE有頂天ホテル」

 やぶちゃんからお薦めいただいた映画のうちの一作。「THE 有頂天ホテル」(2005年。三谷幸喜監督)をやっと見ることができました(と言っても1ヶ月程度前のことですが)。「もっと早く見とけばよかった」と反省しています(笑)。今までに見た邦画の中でも最高級の傑作でした。

 舞台は都内の高級ホテル「ホテル・アバンティ」。新年のカウントダウンパーティーまであと2時間あまりと迫った大晦日の22時から新年24時までの2時間の出来事が綴られています。ホテルの威信に関わるカウントダウンパーティーを無事終えることが副支配人の新堂平吉(役所広司)に課せられた責務。ところが、新堂をあざ笑うかのように思いも掛けないトラブルが次々と発生します。

 「いったい何やねん、これは?!」と何度も大笑いしながら見ました。あり得ないような珍事の連続です。それらがエンディングへ向けてどのように収束していくか?が見所です。見終わって「三谷幸喜は天才だ!」と思いました。繰り返し繰り返し見ても楽しめる映画ですね、きっと。

 吉田康人個人的には、汚職事件でマスコミから逃げてきた国会議員、武藤田勝利(佐藤浩市)が隣の部屋から聞こえる歌へ耳を傾けるシーンがよかった。涙がこぼれそうになりました。歌を愛するベルボーイ、只野憲二(香取慎吾)、死にたがる演歌歌手、徳川膳武(西田敏行)、そして、謎のフライトアテンダント、小原なおみ(麻生久美子)の3人がそれぞれ楽器を奏でながら歌う「天国うまれ」(甲本ヒロト)( http://jp.youtube.com/watch?v=5euh2aiGp9Y )。より強い感動を味わいたい人はこの歌を事前に聞かず映画の中で初めて聞くほうがいいように思います。

 ♪「・・ドンキホーテ、サンチョパンサ、ロシナンテ、アンド・オレ・・」♪が耳から暫く離れませんでした(笑)。


Posted by 吉田 康人 at 16:22│Comments(0)
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