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2009年10月02日

「ザ・ビーチ」

「この世の楽園」などあるのでしょうか?。一時的につくりあげたとしても欲深い人間社会ではそれを維持していくのが極めて大変でしょうね。「楽園」という言葉に魅かれて米国映画「ザ・ビーチ」(2005年。ダニー・ボイル監督)を観ました。ディカプリオの魅力も満載です。

 刺激を求めてタイのバンコクへとやって来たリチャード(レオナルド・デカプリオ)。彼はそこで、地上の楽園と呼ばれる伝説の孤島の噂を耳にします。果たして、その楽園は実在するのか?、たどりつくことはできるのか?、そして、どんな生活が営まれているのか?。

 「楽園」を「楽園」として維持しつづけるため「楽園」とは言えないことをしなければならない。神の見えざる手が働くか?、マルクスの見える書物が働くか?。とても古風な論争を思いだします(笑)。吉田康人は改革主義者なので、「理想」を実現できた瞬間からそれは「理想」ではなくなる、永遠に「理想」を追いもとめつづけるのが真の「理想」だと思っています。

 米国独立宣言に盛られている自然権の一つは「幸福」ではなく「幸福の追求」なのです。


Posted by 吉田 康人 at 22:07│Comments(0)
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