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2010年01月13日

東寺の後七日御修法(3)

 「御修法」(みしほ)は、弘法大師さまの教えを実践し相互供養と相互礼拝の精神で国家の安泰、国民全ての人々の幸せをお祈りする儀式です。我が国では真言宗の開祖・弘法大師さまがお初めになられたこの行事は後代、宮中の重要な正月行事として1日から7日までの7日間を神事、8日から14日までの7日間を仏事で営みました。後者の7日間を後七日(ごしちにち)と呼びました。

 現在では、鎮護国家、五穀成就、国土豊饒を祈って真言宗各派総大本山の山主さまと定額僧と言われる真言宗全体から選ばれた高僧さまがたが、7日間21ヵ座にわたり丹精を込めてご祈念の修法を勤めておられます。初日の8日には宮内庁より天皇陛下の御衣を奉持した勅使が参向、11日の中日、14日の最終日にも道場へ焼香参拝されます。

 高僧さまがたが道場沿いをお歩きになるのをひと目拝謁しようと参拝客が集まっています。


Posted by 吉田 康人 at 20:52│Comments(0)
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