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2007年12月04日

「おばあちゃんの家」

 10日ほど前になりますが、さわぴぃに録画していただいた韓国映画「おばあちゃんの家」(2002年。イ・ジョンヒャン監督)を見ました。ほとんど素人に近い少年と映画出演はもちろん、映画を見たことさえないおばあちゃんとが主演。母親とソウルで2人暮らしをしている7歳のサンウ(ユ・スンホ)が、母が新しい職探しをしている間、山村のおばあちゃん(キム・ウルブン)の家へ預けられそこで暫く生活をすることになるというお話。

 話すことも読み書きもできないおばあちゃんを馬鹿にし不自由な山村暮らしに苛立つサンウがやがて、無償の愛を注ぎ続けるおばあちゃんへ心を開きます。この映画は韓国のアカデミー賞にあたる「大鐘賞」2002年最優秀作品賞などを受賞しました。

 おばあちゃんの演技ではない「演技」に心を動かされます。台詞も全くない、表情の変化もほとんどありませんが気持ちがちゃんと伝わってきます。おばあちゃんは途中、手で胸に円を描くジェスチャーを何度もします。そして、クライマックスでこの意味を教えられ、私達はゾクッとする感動とともにおばあちゃんの生きざまを学ぶことになります。

 さわぴぃ、ありがとう。


Posted by 吉田 康人 at 01:25│Comments(0)
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