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2008年01月03日

「グエムル−漢江の怪物−」

 いつも行っている理髪店「スター」(芥川町)(2004年3月13日付( http://218.44.129.190/200403.html )・同5月25日付( http://218.44.129.190/200405.html )「やすとログ」参照)の理容師・栢原さんの「何とも言えないエンディングだった」とのコメントが気になって韓国映画「グエムル−漢江の怪物−」(2006年。ポン・ジュノ監督)をレンタルで見ました。

 ソウルの中心を流れる漢江(ハンガン)に巨大怪物グエムルが突然現れ人々を次々と襲っていきます。グエムルにさらわれた女子中学生ヒョンソ(コ・アソン)をその家族は救えるのかというストーリーです。韓国では歴代動員記録を塗り替える大ヒット(1,230万人動員)となりました。英語圏では、タイトルを「The Host」(宿主)とし、「グエムルが病原菌を持っているのでは?」という点が強調されたパニック映画として売り出されたようです。

 栢原さんのご指摘どおりで、ハッピー・エンドの結末では決してありません。日本では、怪獣モノというと最後にはヒーローが出てきて最も大切なものが救われるのがパターンです。しかし、この作品では必ずしもそうはならないので「最後に守られたものは何か?」と考え込んでしまいます。逆に、そこがこの映画の最大の見せ場と言えるのかもしれません。


Posted by 吉田 康人 at 20:41│Comments(0)
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