2010年03月15日
「エミリー・ローズ」

神父ムーア(トム・ウィルキンソン)が、「19歳の女子大生エミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)に悪魔祓いを施したすえ死に至らしめた」として、過失致死罪で起訴されました。彼の弁護にあたるのは野心的な女性弁護士エリン(ローラ・リニー)。検察側は「エミリーは精神病だったにもかかわらず薬の服用をやめさせたことが原因」と主張。エリンはこれに対して、ムーア神父の真摯な主張をもとに「悪魔の存在」を証明していきます。 真実を巡る緊迫の裁判劇です。
映画ジャンルではオカルト・ホラーに分類する向きもありますが、観終わってみると「真実とは何か?」を問う立派な裁判劇であることがわかります。映画案内では「悪魔の存在を裁判で証明」とあります。しかし、吉田康人の見かたではそれよりも、神父が残したコメントにもあったとおり、「人が宗教を裁くことの難しさ」を問うた作品との印象が強く残りました。
Posted by 吉田 康人 at 11:56│Comments(0)
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