2010年06月26日
「さまよう刃」

ある日、長峰重樹(寺尾聰)の中学生になる娘・絵摩が未成年の少年グループから凌辱されたすえ荒川で無惨な死体となって発見されます。最愛の娘を失い絶望に打ちのめされる長峰へ「犯人は菅野と伴崎である」との匿名の密告電話。半信半疑で伴崎のアパートに向かった長峰はそこで、犯行の一部始終を収めたビデオテープを発見してしまいます。
「少年犯罪と少年法をめぐる問題を扱った」との評価もありますが果たしてそうでしょうか?。それらによらず、子供を持つ親なら誰でも理解できる「自らが手塩にかけて育てた子供の幸せを阻む者への憎悪」と「人間愛」との葛藤に悩む人間の優しさを表現した作品ではないでしょうか?。吉田康人にはとても、ラストで明らかになる長峰の選択はできません。
Posted by 吉田 康人 at 17:22│Comments(0)
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