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2010年07月27日

「セッション9」

 あらすじを事前に読んだ限りではもっと臨床心理的なドラマだと想像していました。しかし実際は、全く異なる展開を見せました。米国映画「セッション9」(2001年。ブラッド・アンダーソン監督)をレンタルで観ました。

 2,400人の患者をかつて収容したダンバース州立精神病院。そこでは当時、現在は禁止されているロボトミーやショック療法といった非人間的な治療が施されていました。閉鎖後、廃墟と化したこの建物が公共施設として改修されることになり、アスベスト除去のために5人の男がやってきました。作業を早速始める彼らでしたが、当時の患者が受けた虐待、狂気、苦痛といった悪夢の痕跡に触れ、精神が次第に追いつめられていきます。

 ネタバレに少しなってしまうのですが、この作品では多重人格障害が扱われています。2010年5月8日付やすとログ「母なる証明」( http://yasutolog.com/201005.html )でも申しましたが、障害や病、そして、それによって引きおこされてしまう犯罪をこのような形で表現してしまうことに対して吉田康人はどうも納得できないところがあります。医療従事者とそのことを議論したら「(障害や病のことを)人々に知ってもらう良い機会でもある」との答えでした。しかし、そういう理解の仕方で本当にいいんだろうか?。誤解を拡大し不安を煽るだけじゃないんだろうか?。


Posted by 吉田 康人 at 00:06│Comments(0)
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