2008年03月22日
「四月の雪」


コンサートの照明チーフのインス(ペ・ヨンジュン)へ妻の交通事故の連絡が入ります。不倫相手の男と同乗中の事故で妻もその男も重体でした。病院には、不倫相手のその男の妻ソヨン(ソン・イェジン)がいました。お互いの妻、夫が不倫していることを知り裏切られた思いのインスとソヨンは、病院や滞在先ホテルで顔を度々合わせるうち、お互いに励まし合い、寂しさを補い合い、そして、心惹かれ合っていきます。
単純に言えば「不倫の不倫・・」ということになりますが(笑)、しかし、運命を感じさせるように惹かれ合う男と女の微妙な心理が映像を通して見事に描かれていて、「夫婦愛」や「不倫」を超えた人間としての「愛」に挑戦した映画と感じました。監督は「八月のクリスマス」(2月3日付「やすとログ」( http://www.max.hi-ho.ne.jp/yoshidayasuto/200802.html )参照)のホ・ジノ。リアリティを追求することで心の繊細な動きを際立たせる彼の手法は、いわゆる韓国映画的ではありませんが、大変好感を持てます。
Posted by 吉田 康人 at 19:45│Comments(0)
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