2010年03月10日
独居高齢者の不安

これは、独居高齢者に対する「健常な私達の」不安です。では、「独居高齢者のかたがたご自身が」感じておられるご不安とは如何なるものか?。それをここ数日考えています。
まず、みなさんにお試しいただきたいことがあります。(ベッドではなく床に敷いた)お布団に寝転んでみてください。片手を固定した状態(動かさないようにする)で座れるかどうかやってみていただけますか?。
どうですか?。なかなか難しいでしょ?。
恐らく、方法は大きく2通りあって、1つは、腹筋を使って強引に座る(笑)方法。もう1つは、動かせる手のほうへ体を捻りそちらの手一本で上半身をグッと持ちあげる方法です。
その際、ご想像いただきたいのですが、動かさないようにした片手やその手の側の肋骨や足腰を痛めている場合、上の2つの方法を使えると思いますか?。吉田康人は昨日までこのどちらの方法でも座れませんでした。肋骨を骨折しているので腹筋は使えない、体を捻るだけで激痛が走り手で布団を押して上半身を起こすなんてとてもじゃないけど痛くてできっこありません。
これね、座った状態から何にもつかまないで立ちあがる時も同じようなことが言えるのです。是非試してみてください。
高齢者に限らず、体が不自由だったり、いや、ちょっとしたことで大ケガしちゃったりすると、立ちあがるどころか自力で座ることもできなくなる場合があります。ひとり暮らしだと、いつまで経っても誰も帰ってきません。若くて体力があれば動かせる手足で少しずつでも体を移動させ助けを求めることができるかもしれません。しかし、高齢だと・・。昔、ペンダント方式などの緊急警報器を高齢者へ配付するとかしないとか議論になりましたが、そんなもん、お風呂、トイレ、寝床、ちょっとした移動の時に持ちわすれると役にたちません。
毎日のことなので独居高齢者ご自身は不安を自覚しておられないのかもしれません。あるいは、「しょうがない」と諦観しておられるのかも?。いずれにしても、こうしたご不安だけでも解消して差しあげることができれば、独居高齢者のかたがたの安心感は増し日々の暮らしにゆとりを持っていただけるような気がします。
昨日、妻は仕事、長男はバイト、次男と三男は学校とクラブで朝から夕刻まで不在でした。お昼ご飯は自分で準備しました。写真がそれです。メニューは、電子レンジでチンした白米、薄切り(笑)ハムが2枚、塩こんぶの振りかけ、そして、お茶。肋骨骨折や打撲の激痛、そして、リハビリのやりすぎによる筋肉痛(笑)でゆっくりした動きしかできず、これだけ準備するのに何と(!)40分もかかりました。
吉田康人はまだまだうんと若い。むしろ、こうしたスローライフを楽しんでさえいます。しかし、高齢で、体が不自由で、ひとり暮らしだとしたら・・。「こうした毎日がずっと続くんだなぁ」、と。「これは不安だろうなぁ」、と。そんなことを考えています。
Posted by 吉田 康人 at
16:25
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